現代の孤立問題に迫り、

家族と社会の在り方を問い直す

ヒューマンドラマ


美夜子は中学時代、演劇部の発表にける宮崎賢治『猫の事務所』の舞台化で起きた諍いが原因で不登校となる―。
50歳になってなお実家の自室にひきこもるが、世話をしてきた母も高齢となり体調が芳しくない。
そこへ、美夜子の妹・朝美の家族が実家に引っ越してくる話が浮上する。
朝美の一人娘・梓は、劇団活動に勤しみ、演劇を介して美夜子と関係を築いてきた。
そんな中、梓もかつて伯母も関わった『猫の事務所』を上演することに・・・・・・。
8050問題を抱えた家族の行く末は―